スパム対策にキャプチャはもう無駄?

メールやSNSでのスパムに悩まされている人は多いでしょう。
メールはフィルタ精度の向上やブラックリストサービスのおかげで大分減ってきていますが、SNS上でのスパムやお馴染みブログ等でのコメントスパムはむしろ増加傾向にあるようです。

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ブログやSNSのスパム対策としては、キャプチャが導入されていることも多いですが実は殆どが

ロボットにより突破されることが判明しています。

reCAPTCHAといったGoogleのサービスであっても例外ではなく、ロボットによる突破率は60%を超えるという実験結果もあるようです。

さらには貧困国の人間にキャプチャの解読を丸投げするようなサービスまで登場しキャプチャによる認証は人間による操作を保証してくれるものではなくなりつつあります。

最近ツイッターのアカウント作成に電話番号を求められるようになったことが話題になりました。
フェイスブックやインスタグラムでも電話番号は必須です。
マルチアカウント対策でもあるのでしょうが、本当に人間か確かめるためにキャプチャでは不十分と感じているのでしょう。

スパム対策は次のステージに移ったというところでしょうか。