レクサス星が丘の奇跡

トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」の販売店、レクサス星が丘に関する書籍や新聞記事などが関心を集めているようだ。
同店の販売台数は全国トップクラスであり、顧客満足度も非常に高い店なのだそう。
そのサービスとやらがもの凄い。

記事によると警備員は店の前を通り過ぎるレクサス車の全てにお辞儀をするのだそうだ。
しかもその回数たるや1日1000回に登るというから驚きだ。
至れり尽くせりというより、やりすぎ感が漂うレベルである。
感謝の正拳突きメソッドでいけば、そのうち彼らのお辞儀は音を置き去りにするんじゃなかろうか。

まず心配になるのは警備員の腰だが、それはさておき。
レクサスに乗っているというだけで、ペコペコお辞儀をされて嬉しいものなのだろうか。
私には全く理解できない感覚だ。
レクサスオーナーのステータス意識、あるいは販売店がオーナーのステータス意識をどのように見ているかがうかがい知れる。

 レクサス星が丘へは国内からはもちろん海外からも視察が来るようだが、こうした動きがあまり広まらないよう願う。