Twitterの「シナモンいじめ」で凍結はあるのか

サンリオのキャラクター「シナモン」がTwitter上でいじめを受けていると話題になっている。

アカウントを見に行くと、見るに耐えない暴力的な言葉が吹き荒れている。
ネット上だけでなくニュースで話題になったこともあり、励ましの声やいじめを非難する書き込みも増えているようだ。
見たところ随分とかわいらしいキャラクターなのだが、何故こうした暴言を受けるようになったのだろう。
経緯が全く見えない辺り、ちょっと不気味に思う。

とは言うものの、私の関心は実は別のところにある。

キャラクターはポリシーで保護されるのか

最近ツイッター社は暴力的なツイートに関するポリシーを厳格化した。
暴力的な言葉や、それを推奨するような行為はよりいっそう厳しく取り締まられる事になったそうだ。

これは欧米でツイッター社が脅迫や威嚇を適切に排除してこなかったと非難を受けていたことへの対応のようだ。
実在の人物に犯罪予告が行われ、警察が乗り出したことも嫌というほどニュースになっている。
このような流れからして基本的には、実在の人物に対する脅迫を念頭に置いているように思う。

さて、このポリシーはキャラクターに適用されるだろうか。
つまり今回の例で言えば、シナモンに心無い言葉をぶつけているユーザーはペナルティを受けるだろうか。

結論から言うと、凍結はされているらしい。
Twitter上で「シナモン 凍結」で検索をかけるといくつも事例が出てくる。

暴力的なツイートポリシーによって凍結された場合、凍結の解除を申請する際にどのツイートに問題があったか示され、自分でそのツイートを削除するよう誘導される。
数件はこのような形式による凍結だったようで、キャラクターもポリシーにより保護されることは分かった。

その他多数の事例はどのような理由で凍結に至ったのかは定かでない。
ポリシーにより保護されたのか、それとも単にブロックやスパム報告(スパブロ)によるものかは不明だ。